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【コラム】愛情ホルモン「オキシトシン」

【コラム】愛情ホルモン「オキシトシン」

コラム

リオ五輪女子マラソンで金メダルを獲得したケニアのスムゴング選手。

一児の母でありながら、結婚・出産後に飛躍的に記録を伸ばし、遂に五輪での優勝を勝ち取った、その快挙は大きく取り上げられ、話題を呼びました。

スムゴング選手の大躍進の秘密はどこに在るのか?
ひとつに、厳しいトレーニングの前後に、愛児を抱きしめることを習慣化したことが挙げられています。

幼い子供を抱きしめると、愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」というホルモンが分泌されることが医学的に証明されていますが、この愛情ホルモン、筋肉に対する作用があるとか。
一児を得てからのスムゴング選手は、夫と子供との落ち着いた生活を背景に、苛烈な練習の前後に子供を抱きしめることによって、オキシトシンが分泌され、筋肉が強くなると同時に、練習の疲れからも、うまく回復できた、と思われます。