このところ、毎晩、食後にヨーグルトを飲んでいます。
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌(lactic acid bacteria)やビフィジス菌(lactobacillus bifidus)は、プロバイオティクス(probiotics)という微生物で、人間の腸内に良い菌を増やし、悪い菌を減らします。
腸内環境を改善したり、腸内の感染を予防したり、免疫力を回復させたりなど、つまり善玉菌なのです。
この腸内の善玉菌が、胃がんの発症のきっかけになるピロリ菌を減らしたり、また「心の健康」にも良い影響を及ぼすというのですから驚きです。つまり、善玉菌が多いとうつ病になりにくい、という研究結果が出ています。
うつ病対策は研究が盛んで、たとえば東北大学加齢医学研究所では、「心(脳)の健康」と「旅」の相関関係を医学的見地から調査しているとのこと。
あなたもヨーグルトを毎日飲んで、積極的に旅をして、主観的幸福感と身体的健康を獲得しましょう。
ところでみなさん、ヨーグルトは夕食後に頂くことを推奨します。理由は、胃酸による影響を避けるためです。胃液の薄まる食後に摂取する方が効果が得られるということです。
それと、善玉菌であるプロバイオティクス(probiotics)には兄弟ともいうべき、他の3つのバイオティクスがあります。プレバイオティクス(prebiotics)、シンバイオティクス(synbiotics)、ポストバイオティクス(postbiotics)です。
プロバイオティクス(probiotics)を含めて4つのバイオティクスのことを知って、さらに健康になりたいものです。