やる気の出し方

カラダが出発点

つい最近、メルマガ読者のかたから、 「運動が健康に良いということはわかっているのだけれども、 なかなか、やる気にならない。 どうしたらやる気が起こるのか、助言が欲しい。」というご質問を頂きました。

なるほど、と妙に納得させられる質問でしたので、 今回は、「運動する気が起こる方法」 という内容のブログを書いてみることにいたしました。


脳科学的に言うと、大脳の深いところに、「淡蒼球」という部位があり、 「やる気」とか「意欲」は、そこから出てくるようです。

「淡蒼球」(たんそうきゅう) [globus pallidus]は、大脳基底核の一部で、 青白い外見を呈していることから、この名称が付けられた模様。


ただ、重要なのは、淡蒼球を活動させるのは、脳そのものではなく、カラダだということです。

カラダを動かし、実際に筋肉が動くと、淡蒼球が活性化され、やる気が出て、 カラダを動かす好循環が生まれてきます。

手足の動きとか五感を通じて、脳は現在の状況を知るわけです。

カラダが健康であれば、心は、それに引きずられていく、という昔からの通説は、 このあたりのことを指したものでしょう。

ですから、まずは、カラダを動かすということが出発点になります。

例えば、私共が提案している「マイオ―ダンス(R)」。

どんなダンスなのだろう、と思っても、実際に動くのはおっくう、面倒と思ったら、 午後のラジオ体操でも何でも、まず、カラダを動かしてみる。

そうすると、淡蒼球が活性化され、やる気が出てきて、よし、やってやろうか、 という気分になる可能性が高くなります。


とは言え、ベストは、実際の体験だとは思います。

ただ、主催者側としては、コロナ感染がなかなか下火にならない昨今の状況を鑑みて、 様子見をしながら、あなたへのその機会のご提供のタイミングを探っている、というところでしょうか。


ところで、ともかく動いて、淡蒼球を刺激し、やる気が出てきて、運動する、という好循環も、 マンネリ化してくると、長続きしなくなります。

この点は注意する必要があります。

では、このマンネリを防ぐにはどうしたら良いのか。


「ご褒美」を与えるのが得策と言われています。

ご褒美をもらって上機嫌になったとき、「テグメンタ」(tegmentum)という脳部位が活性化し、 快楽物質であるドパミンが出るらしい。

ドパミンは、淡蒼球に直接働きかけるため、ご褒美とやる気とは強力な相関関係にあるわけです。

仕事や勉強、運動、ダイエットなどの後のご褒美としては、 美味しいビールやデザート、達成感、収入といろいろあるでしょう。

私共が提唱する「マイオ―ダンス」の場合、 「自身とまわりのかたの健康寿命延伸」と「収入」を主な報酬として、挙げています。

それと、プログラムのひとつに組み込まれている「実践日記」を通じての記録、 その記録についての事務局からのコメントがユーザーの満足感につながり、ご褒美となり得ます。


ともかく、まずは、カラダを動かす ⇒ 淡蒼球を刺激 ⇒ やる気が出る⇒ 運動 ⇒  ご褒美 ⇒ テグメンタ活性 ⇒ ドパミン、という好循環を習慣化し、私共「マイオ―ダンス(R)」提唱の 健康寿命延伸と収入の確保という「報酬」を手にして頂きたいものです。


参考文献:「認知症の診断・治療・対応・予防 Q&A」田平武、浅田隆 著

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ところで、再度、改めて、自身もまわりも健康寿命延伸、副収入にもつながる教育プログラムマイオ―ダンス(R)を、是非、あなたの人生の伴侶に!

Let’s MyoDance Together !

★今回のブログの内容に感想がございましたら、こちらから書いて頂ければ
幸いです。

ぜひ、今後の活動の参考にさせて頂きたく存じます。