ダンス医学ドットコム®の
マイオーダンス®
習いたい人も、教えたい人も
今回のコロナ禍で、オンライン教育が見直されてきたのは良い風潮だと思います。
オンライン授業であれば、世界中の学校で学べますから。
選択肢が広がったという意味では、とても良いことでしょう。
私は、教育というものをとても重視しています。
教育は、人を変え、人生を変えることができる、 とまで考えています。
だからこそ、「マイオ―ダンス(R)」を主たる教育プログラムとする 健康寿命延伸事業にも真摯に取り組んでいます。
ただ、その一方で、「教育」特に学齢期の教育というものについて、 一種の諦念のようなものを心の奥底に湛えていることも事実なのです。
どういうことかと言うと、その人間が生来持っている「資質」が、 その子の人生を決めるのでは、との思いが拭い切れないのです。
例えば、子供の良き将来を願って、非常に教育熱心で、 鉛筆一本の選び方まで配慮してやる親がいるとします。
しかし、その配慮が、ある子にとっては、親の無言の励ましと感じられ、 別のある子にとっては、依存の温床になるとしたら...。
具体的な例を挙げてみましょう。
前田裕二という30代前半の起業家がいます。
外資系投資銀行勤務の後に、仮想ライブ空間「SHOW ROOM」を立ち上げた 起業家ですが、わずか8歳で両親を失い、生きるために路上ライブで お金を稼いだ、という驚倒するような過去を背負ってきています。
昭和の歌謡ヒット曲を必死で練習するのみならず、いろいろと工夫に工夫を重ねて、 半年くらい後には、月に10万円ほどのお金がギターケースに入るようになったとか。
与えられた環境や運命を、本気で恨んで、忌み嫌ったこともあったと、 告白していますが、その恵まれない環境をむしろ原動力として、 逆境を撥ね退けることに成功したわけです。
(引用:「人生の勝算」) https://amzn.to/3fqDFqX
これとは対照的な例をひとつ。
農林水産省の元事務次官である父親に殺められた40過ぎの息子の例です。
中年の引きこもりであった息子は、「俺の人生なんだったんだ」など暴言を吐き、 家族に暴力をふるい続けていたとか。
高級官僚の父と専業主婦の母のもとで、何不自由なく育ったはずなのに、 どこで、人生が狂ってしまったのか。
子を持つ親は、誰しも、自分の子供(達)にベストの教育を施したいと 強烈に願います。
そのために、両親とも、懸命に働き、有名私立中高そして有名大学へと子供を入れて、 エリートの道を歩ませようと、それこそ、鉛筆1本まで配慮するくらい、必死になります。
確かに、親のそのような努力や配慮は、実を結ぶ確率が高いでしょう。
しかし、それらの惜しみない配慮や献身が依存の温床となり、 時に、精神的負担となって、心に重くのしかかってきて、 逆に親を逆恨みするタイプの子供もいるわけです。
その子が生来、持って生まれた忍耐強さ、他者の心理を推測する想像力、 物事に対する恐怖心に過度に左右されない強靭さ、 これらが要となって、その子の人生を形作っていくのではないでしょうか。
世界的投資家であるジム・ロジャーズの言葉に耳を傾けましょう。
「私は、学校の成績がよかったので、最初にイエール大学に行き、次に英国の オックスフォード大学に行きました。ただ、成績がいいからといって成功するとは 限りません。イエールやオックスフォードを出ても成功していない人は大勢います。 成功するには、いい学生であるだけでは不十分なのです。」
(引用:「世界的投資家の思考法」) https://amzn.to/30b6tgy
「クズは、高いところからでも、低いところからでも出る。」"Trash come out from high places, same as from low."
(Cited from "Gone With the Wind") https://amzn.to/2CAQuQI
「教育」特に「子供の教育」となると、誰しも、ついつい前のめりになり勝ちです。
それも過剰なくらい。
しかし、ときに、フッと立ち止まって、 人生を左右するのは、その子が生来持って生まれた「資質」である、ということに立ち返るなら、 思うにまかせない現実への焦りや戸惑いや怒りに対するブレーキとなってくれるような気がしますが、いかがでしょう。
ところで、自身もまわりも健康寿命延伸、 副収入にもつながる教育プログラムマイオ―ダンス(R)をあなたの人生の伴侶に!