ダンス医学ドットコム®の
マイオーダンス®
習いたい人も、教えたい人も
弊社が主催している「マイオ―ダンス(R)」のプログラムの中に、 「実践日記」というパートがあります。
これは、あなたが、心身の改善を実感するために、あなたの、 そのときどきの体感や体調、感情などを記録するパートです。
この「記録」は、あなたの「やる気」の維持を狙っています。
つまり、脳科学的に言うなら、あなたが心身の改善を実感することによって、 脳内報酬系が活発化し、ドーパミンなどの脳内物質が出て、 継続への意欲が刺激されることを狙いとしています。
しかし、「書く」ということは確かに脳内報酬系を活発化する行為ではあります。
そのため、「書く」ことによって得られる利点は、けっこう多い。
例えば、私が心ひそかに尊敬し、注視している幻冬舎の見城徹社長。
見城氏は、角川書店に入社以来、めきめきと頭角を現し、 スター編集者としての地位を築いたあと、 42歳で、四谷の雑居ビルの一室で幻冬舎をスタートさせた 起業家でもあります。
同氏が角川書店の編集者時代から徹底して実行してきたことは、 憧れ続けていて、一緒に仕事をしたいと思っていた作家たちに手紙を書くこと。 それも、角川書店とは仕事をしたことのない作家たちに。
まず、五木寛之氏。
17通目の手紙を出した頃、「いつも良く読んで頂いてありがとう」という返事がきた。 遂に五木寛之氏に会えることになったのは、25通目の手紙が届いた頃。
また、石原慎太郎氏。
当時、衆議院議員であり、売れっ子作家でもあった石原氏と会うことは 大変なことだった。
しかし、それも例の手紙作戦で、一度、会ってもらえることになった。
その面会が勝負だと察知した見城氏は、 石原慎太郎氏のデビュー作であり、芥川賞受賞作でもある「太陽の季節」を、 前もって、全文、暗唱できるようにして面会に臨んだ。
そして、初対面の席で、本当に「太陽の季節」を暗唱し始めた。
3-4分たったとき、「わかった、わかった、お前と仕事するよ」と慎太郎氏。
それらの関係は、五木寛之著「燃える秋」(単行本だけで50万部突破、東宝で映画化)、 石原慎太郎著「弟」などの作品となって結実し、ミリオンセラーとなりました。
見城氏の手紙作戦は、仕事のやり方やあらゆる人間関係に 驚くほど多くのヒントを与えてくれます。
「感想こそ人間関係の最初の一歩である。結局、相手と関係を切り結ぼうと思ったら、 その人のやっている仕事に対して、感想を言わなければ駄目なのだ。 しかも、 『よかったですよ』『面白かった』程度では感想とは言えない。その感想が、 仕事をしている本人も気づいていないことを気づかせたり、次の仕事の示唆となるような 刺激を与えたりしなければいけない。』(「読書という荒野」から引用)
https://amzn.to/3iCpcdpただ、私の場合、上記の「相手と関係」の箇所に「自分と関係」、 「その人のやっている仕事」の箇所に「自分のやっているエクササイズ」を 入れ替えてみましょう、と、「マイオ―ダンス(R)」の「実践日記」を通して 提案しているわけなのです。
見城氏にしても、大量の手紙を書き続けるのは苦しかったであろうとは思いますが、 しかし、書くことによって、脳内報酬系が活発化し、ドーパミンなどの脳内物質が出て、 意欲が刺激されていたことは疑いありません。
新型コロナウイルス感染者が、またまた三桁台となり、 「免疫力増大」がキーワードのひとつになっている昨今、 免疫力を上げ、脳内報酬系を活発化させ、 副収入を得ることもできるマイオ―ダンス(R)を実践してみませんか、と、 改めて、提案させて頂きたく存じます。