「呼吸2.0副業講座」誕生ストーリー
~ 代表、こんえい子からのメッセージ ~

1. なぜ、「呼吸2.0」なのか?

かつて、早朝から深夜まで、事務所に閉じこもって、 翻訳コーディネートの仕事に忙殺されていた時期がありました。

絶え間ない緊張の中、それこそ1分1秒を争って クライアントと翻訳者の狭間で、翻訳原稿のコーディネーション に明け暮れしていたのです。

やるべきことは無限にありました。

クライアントからの要望や用語の指示を 翻訳者に伝えること。
当該原稿に関する翻訳者からの質問に回答すること、 図表の処理の仕方、 ときには、原稿の差し替えがあったり、 クライアントからクレームがきたり。
至急の案件が飛び込んでくるのも、日常茶飯事。
翻訳者からの請求の確認、クライアントへの請求額の 決定、etc.

天井から槍が降ってきたり、 脇に短剣が突き付けられたり、 胸に手裏剣が飛んできたり、 という感じで、本当に、毎日、 殺されるような目に遭っていました。

そうした極度の緊張が延々と続く毎日の中で いつのまにか、どうしたことか、 食べ物の匂いが全くしなくなってしまったのです。

香ばしいコーヒーの香りも、 大好きなカレーや清新なオレンジの香りも、 全く匂わなくなってしまった!

食べ物の匂いがしなくなると、 どうなるか、知っていますか?

固形物はすべて、ゴムをもぐもぐ噛んでいるような感じ。

液状のものも、ただのまずい水を喉に流し込んでいる感じ。

何を食べてもおいしくない。

食欲は失われ、体重減少や、濃い疲労感や無力感に 襲われるようになっていました。

なんとかしなければ、と焦って、 いろいろなことに手を出してみました。

漢方医を訪ねて、漢方薬を処方してもらったり、 唯一の休日であった、日曜には、 音楽を聴いたり、おもしろそうなDVDを鑑賞したり、 近くの公園に行って、ラジオ体操をやってみたり、 ショッピングをしてみたり、etc.

しかし、はっきりした効果が得られることはなく、 臭覚の戻りは、相変わらずはかばかしいものでは ありませんでした。

積み重なり、重層化したストレスは、かなり手ごわかったということです。

もんもんと思い悩んでいたとき、あるきっかけで、 当時、すでに90歳に近い高齢の医学博士の 「呼吸」についてのセミナーを聞き知ることになり、 出席してみたのです。

そこで、私は、深く息を吸って、吐き、 体の中に酸素をしっかりと取り入れる行為が 人体の健康に、いかに重要なことか、 を識ることになります。

それまで、いかに自分が浅い呼吸しかしてこなかったか、 いかに、呼吸の仕方に無頓着だったか、 それを痛感させられる出来事でした。

生き物は「息物」、 生き方は「息の仕方」という表現も 新鮮でした。

以降、私の「呼吸法」遍歴が始まります。

世間には、本当にたくさんの呼吸法が あるものです。

そうした稽古場を10ヶ所近くは、 体験してみたでしょうか。

あの頃の私にとって、 日曜は、「呼吸法」の日でした。

そんな日々が3-4ヶ月くらい続いた頃。

いつのまにか、臭覚が戻ってき始めていることに 気づくことになります。

劇的な変化ではなかったものの、 本当に自然に、いつのまにか、という感じで、 私は臭覚を取り戻し始めていたのです。

「呼吸法」を自分自身のライフワークのひとつに加えたい、 という思いが芽生えてきたのも、この頃です。

その際に、それまで見聞きし、体験してきた多くの呼吸法の 短所と思われる点を改良し、 より多くの人々に広められるような行法を、と 考えたことを、今に、記憶しています。

結果、以下の2点が、「呼吸2.0」の特徴 となりました。

2.「呼吸2.0」の特徴

「呼吸2.0」の特徴として、最初のマインドセットを 重視する点が挙げられます。

つまり、「継続」と「ネガティブな思い込みからの開放」 この2つを基本的支柱に据えての呼吸法になります。

2-1.「継続」について。

「継続」は、非常に大切な要素です。

どのようなことであっても、 継続しなければ、何の果実も得ることはできません。

しかし、継続はできないことが多いのです。

年頭に、今年こそは、と人々が決意する3大決心は、 ダイエット、英会話学習、禁煙であるとか。

しかし、現実はどうかというと、 ダイエットしたいのに、午後のケーキとコーヒーのおやつがやめられない。 英語の勉強をしようと思い立って参考書を買いそろえても、 1ヶ月も続かない。
食事のあとには、ついつい、無意識のうちにタバコに火をつけてしまう。

なぜ、継続ができないのか?

その原因を探るために、 逆に、なぜ、継続できたのか? を分析してみることも一案と思われます。

再び、私自身の例でお話しましょう。

私は、医薬医療英語の教育事業に足を踏み入れて、 すでに10年余が経過しています。

他のことは継続しなかったのに、 なぜ、医薬医療英語の教育事業は、10年以上 継続できたのか?

分析してみましょう。

  1. 「教育事業」というのは、受講生の学習進度と伴走できる、という喜びがある。
  2. 学習進度に応じて、感謝の言葉が頂ける。
  3. 「教える」ことによって、医薬医療英語につき、自分自身も学びを深めることができる。
  4. 医薬医療系翻訳者や校閲者として業界で仕事を始めたかたから感謝される。
  5. 収入が得られる。

要約すると、これらの継続できた要因は、 「教える」と「自身も学びを深められる」と「感謝される」と「収入」 の4点、ということになります。

その4つの要素を「呼吸2.0」に当て嵌めてみた、ということです。

自然、「呼吸2.0」は、教える立場となる「インストラクター」の養成を重視し、品目として設けてもいます。

2-2.「ネガティブな思い込みからの開放」

「人間は自分が思っている通りの人間になる」(Joseph Murphy, 1898 - 1981)。

これは、かなり深い言葉です。

マーフィーは、アメリカで活動した英国出身の牧師であり、自己啓発作家で、世界的に知られる人物です。

マーフィーのあとに、各界において、数多くの成功者が世界中に出現しましたが、それらの成功者たちの大多数が、マーフィーの自己啓発書に影響されてきたことは周知の事実です。

私たちは、日常生活で、「ものごとはうまくいかないものだ」「うまくいかなくて当たり前」と思い込んでいるフシがあります。

親も学校の先生も、「人生はなかなかうまくいかない」「自分の甲羅に合った穴を掘れ」など、謙虚であること、諦めることを子供や生徒に吹き込みます。

確かに、謙虚であることは良い。
また、ときには、諦めることも必要でしょう。

しかし、「すべての障害は、形を変えた成功へのステップだ」、 という考え方もあります。

あなたの目標達成を邪魔する唯一のものとは、 あなた自身の考えや心で思っていることかもしれないのです。

「ものごとはうまくいかないものだ」「うまくいかなくて当たり前」 と思い込んでいるから、その結果として、 「なかなか、ものごとがうまく行かない」、 その通りの人生を歩んでしまっているかもしれないのです。

「呼吸2.0」は、呼吸法を行いつつ、このような、 ネガティブな思い込みも、極力、排除していくようにデザインされています。

3.「呼吸2.0」副業講座の具体的内容

はじめに:マインドセット

  • ・継続して実践するためには?
  • ・ネガティブな思い込みから自由になるには?
  1. 座り方と姿勢
  2. 腕と手の組み方
  3. 息法
  4. 丹田とは?
  5. 息法の5つの各ステップでのポイント
  6. 「想念」について
  7. 「内観」について

講座形式:理論と実践を組み合わせた体験学習講座
開催場所:ズームあるいはリアルのオフサイト

4.「呼吸2.0」が目指す未来

「教える」ことによって、他から「感謝」され、「学びを深めてセルフ治療」ができ、「収入」が得られる。

この好循環を回し続けて、「呼吸2.0」を日本のみならず、世界中に発信し、あまねく、広めていく。

これが、「呼吸2.0」のコンセプトであり、目指す未来です。

幸い、「呼吸2.0」は、酸素を原資とし、フリーエネルギーである酸素の力で、人体に在る60兆個の細胞群をいきいきと蘇らせる自然療法です。

副作用もまったくありません。

むずかしいテクニックも不要です。

ただ、シンプルな呼吸の原理に則って、行法を行い、地道に継続すること。

それだけです。

主に治療を担う西洋医学が目ざましい発達を遂げている現在、予防医学の分野で「呼吸2.0」は、大きな役割を果たす可能性を秘めています。

この「健康寿命延伸ネットワーク」の
FBオンラインサロン
(https://www.facebook.com/groups/171283881398811)の会員のかたからも、腰痛・偏頭痛・皮膚の衰え・外反母趾・首の痛み・股関節・婦人科系・眼の健康などについて、コメントを頂いております。

主に老化や自律神経の乱れに起因する症状と推察されますが、西洋医学での対応ではカバーし切れない範囲を、東洋医学の流れを汲んだ「呼吸2.0」が吸収し、なんらかの解決に導く可能性が予見されます。

但し、「継続」し、「ネガティブな思い込みからあなた自身を自由にする」という条件付きではありますが。

5.「継続」を可能にする大きな要素とは?

「継続」を可能にする大きな要素として、「呼吸2.0」は、「教える立場になる」ということを提案しています。

その理念から、インストラクター養成講座を設けています。

インストラクター養成講座の明らかなポイントは、「呼吸2.0副業講座」の7個の項目に「実践日記」を付け加えていることです。

5-1.なぜ、「実践日記」なのか?

実は、「日記」は、「呼吸」と明らかに関連性が有るからなのです。

「日記を書く」という行為には、呼吸をゆったりとしたリズムに整える効果があります。

呼吸がゆっくりになると、たちまちのうちに血管が拡張して、カラダの抹消へ血液が行きわたっていきます。

これによって、自律神経のひとつである副交感神経が優位になり、それこそ、スイッチが切り替わったかのように、リラックス・モードにシフトしていくのです。

5-2.「実践日記」と「呼吸」と「自律神経」の関連性。

「自律神経」という言葉が出たので、ここで、すでにお話した、私の、かつての「臭覚障害」のエピソードに戻ってみたいと思います。

大好きなコーヒーの香ばしい香りも、おいしそうなカレーライスの匂いも、 炊き立てのご飯や、熱々の味噌汁の匂いも みんな匂わなくなったあの頃。

食欲は減退し、意欲が湧かなくて、自尊心は低下し、 日常がモノクロームに覆われていました。

また、肩こりや背中の痛みもひどかった。

それでも、次々と発生し、襲い掛かってくる仕事は、こなしていかなければならない。

もう、死に物狂いでしたね。

なんとかしなければ、と、溺れる者が藁をも掴む気持ちで、 最初に駆け込んだのは、近くの内科医院でした。

慶応義塾大学医学部出身という、その内科医が下した診断は 「自律神経失調症」。

念のため、セカンドオピニオンを、と受診した漢方医によって、 私は、「自律神経失調症」の概念と対処法を識ることになります。

つまり、自律神経とは、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と 夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」のふたつから 成っているが、当時の私の場合、「交感神経」の方が異常なほど強く働いて 興奮していて、「副交感神経」とのバランスが完全に崩れた状態だったのです。

私の嗅覚障害は、自律神経のアンバランスから来ているもので、 バランスの崩れが是正されれば、症状も緩和する、ということを 学習したわけですね。

自律神経のアンバランスを是正することを「自律神経のコントロール」と その漢方医は表現していて、人間の心身の好不調は、 すべて、この自律神経のバランスによって左右されている、 と説いていました。

以来、私自身の臭覚障害の治癒のために、 「副交感神経」を刺激して、その働きを強くするための 努力が始まりました。

その過程で、「呼吸法」に出会い、 まるで、薄紙を剥いでいくように、いつのまにか、 自然に、臭覚が戻ってき始めたことは すでに、お伝えした通りです。

5-3.自律神経と呼吸のコントロール。

加えて、私は、自律神経と呼吸との関連性についても 気づきを得た、と考えていました。

つまり、自律神経のバランスを取るためには 「呼吸」が、その重要な手段となり得る、ということ。

換言すれば、自律神経を自在にコントロールするためには、 呼吸をコントロールすることが一番の近道だということを。

5-4.交感神経から副交感神経に切り替える。

多忙な現代人にあって、どうしても疎かになり勝ちなのが、 「副交感神経」への配慮です。

昼間の交感神経優位だったアクティブ・モードを、 特に夜間は、心身を休める副交感神経優位の状態に切り替えて、 自律神経のバランスを取らなければならない。

その交感神経から副交感神経に切り替えるスイッチの役目を 果たすのが、「日記を書く」という行為なのです。

書くことによって、その日一日のストレスが解き放たれ、 感情浄化作用が働きます。

呼吸は、自然にゆっくりしたリズムに整っていきます。

呼吸がゆったりすると、たちまちのうちに血管が拡張して、 カラダの抹消へ血液が行きわたっていきます。

これによって、副交感神経が優位になり、 それこそ、スイッチが切り替わったかのように、 リラックス・モードにシフトしていくのです。

以上が、「呼吸2.0」における「インストラクター養成講座」に「実践日記」を加味している理由です。

「実践日記」は、当ネットワークでフォーマットの用意がございます。

「呼吸2.0」を実践したあとに、都度、その雛型に準拠して、実践日記を書いて頂き、事務局に提出して頂きます。

この「実践日記」が「インストラクター養成講座」の要であり、インストラクターとしてのeligibilityの評価基準となります。

「呼吸2.0」は、「継続」と「ネガティブな思い込みからの開放」に「実践日記」を加えたユニークな呼吸法です。

「呼吸2.0」が目指す未来については、記述しましたが、そのアウトラインを改めて、あなたにお伝えします。

臭覚障害に苦しんで、解決法を探して、手あたり次第に各方面にあたっていた頃、そして、なんとか、その最悪の苦境を脱して、 これまで、曲りなりにも社会で仕事を続けてきたその過程で、私は、しかし、実にたくさんの体調不良に悩むかたがたを見てきました。

疲れやすい、めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、 偏頭痛、耳鳴り、動悸、関節の痛み、便秘、下痢、 生理不順、口や喉の不快感、頻尿、発汗、肩凝り、 外反母趾、イライラ、不安、記憶力や集中力の低下、 感情の起伏が激しくなる、etc.

最先端を行く西洋医学でもカバーし切れない、 これらの慢性症状への対処の一環として、 「呼吸2.0」を普及させたい、そして、 その普及活動を私自身のライフワークとしたい、 と強く念願しております。

ズームあるいはオフサイトによる「実践編」に まもなく移行しますので、 みなさま、是非、ご参加くださいませ。